ある晩の出来事
始めに、画像のような可愛い幽霊ではないです。笑
ある晩のこと、お風呂に入っていたら
「コン、コーン」
風呂場の窓ガラスをノックする音が響きました。
今、家には私しかいないし、誰か来るような時間帯でもない。
それは、紛れもなく窓ガラスをノックする音でした。
私は、直感で誰か○んだのかなと思いました。
その時は誰が○んだのかよく分かりませんでした。
二日後、新聞のお悔やみ欄に亡くなった母の友人の名前が掲載されていた。
生前、私とは挨拶して少しお話しするぐらいの間でしたが、まさか、私の所に挨拶にくるとは思っていませんでした。
枕元に立つほど親しくはないし窓ガラスをノックするぐらいが丁度よいと考えてそうしたのかもしれません。
あっさりして爽やかなそのノックはまるで「ガンバレ」と言ってくれているようなエールに聞こえました。
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