——恋愛・嫉妬・依存で“意識”は飛ぶ?飛ばされやすい人の特徴と防御法
■はじめに:見えないのに影響してくる“生霊”の正体

「誰かに見られているような気がする」
「夜中になると、特定の人の顔が浮かぶ」
「理由もなく気分が重い」「鏡に映る自分が別人のよう」
そんな体験があるなら、もしかするとそれは“生霊”による影響かもしれません。
生霊とは、この世に生きている人の“意識”や“念”が、無意識のうちに他者へと飛んで影響を与えてしまう現象のことです。特に強い感情——恋愛・嫉妬・執着・怒り・依存といったエネルギーは、人間の気のバリアを突破しやすく、生霊として飛びやすい性質があります。
今回は、
- 生霊を飛ばしやすい人の特徴
- どんな感情が生霊化しやすいのか
- 飛ばされやすい人の共通点とその防御法
という3つの視点から、「生霊」のスピリチュアル的な意味と対処法を深掘りしていきます。
■誰かを強く思うと“意識”は飛ぶ:生霊とは何か?
スピリチュアル的に見ると、私たちの意識や感情はエネルギーとして存在しています。思念は“見えない波動”でありながら、人のオーラや気の層に影響を及ぼす力を持ちます。
「四六時中、誰かのことを考えている」
「もう関係が終わったのに、心がそこに縛られている」
こうした感情はやがて“生霊”となり、対象者のもとに届いてしまうことがあるのです。
特徴的なのは、生霊は本人の“自覚なし”で飛ぶという点。つまり、送っている側には悪意がなくても、受け取る側は強い影響を受けてしまうのです。
■生霊を飛ばす人の心理的特徴とは?
では、どんな人が生霊を飛ばしやすいのでしょうか?
以下に、典型的な5つの心理状態とパターンをご紹介します。
① 恋愛依存・執着型の人
最も典型的なケースが、恋愛における“強すぎる思念”です。
- 元恋人のことを忘れられない
- SNSを何度も確認してしまう
- 相手の生活をコントロールしたいと思ってしまう
こうした執着のエネルギーは強く、無意識に相手に飛びやすくなります。特に、片思い・失恋・浮気など“思いが報われない状況”では、強烈な生霊化が起こりがちです。
② 嫉妬・競争心の強い人
「あの人ばかり評価される」「あの子さえいなければ」
そうしたネガティブな感情も、生霊を飛ばす原動力になります。
表面的には笑顔でも、内心に“妬み”や“憎しみ”を抱えている人は、本人も気づかないまま意識の矢を放っていることがあります。
③ 怒りを内に溜めやすい人
怒りを爆発させるより、黙って内に溜め込むタイプの人は、怒りのエネルギーが“凝縮”され、生霊化しやすい傾向があります。これは職場の人間関係、家族間でもよく起こります。
④ コントロール欲求が強い人
「相手を思い通りに動かしたい」「自分の考えを受け入れてほしい」
このような“支配型の愛情”や“過剰な干渉”も、相手に霊的プレッシャーを与える原因になります。
⑤ エネルギーが強く繊細なタイプ
意外かもしれませんが、“霊感が強い人”や“エネルギー体が強い人”ほど、無意識に念を飛ばしてしまう傾向があります。感情や気をコントロールできない状態で、他者に強く影響してしまうのです。
■生霊が飛んできたときに起こるサインとは?
生霊による影響を受けると、次のような症状が現れることがあります:
- 特定の人物の顔や名前が何度も浮かぶ
- 原因不明の体調不良(肩こり、頭痛、微熱、倦怠感)
- 鏡やガラスに映る自分の顔がいつもと違う
- 部屋の空気が重く感じる
- 夜、誰かが布団の端に座っているような気配
- 急に泣きたくなる、胸がざわつく
これらは、“誰かの意識があなたに届いている”というサインかもしれません。
■飛ばされやすい人の特徴とは?
生霊を飛ばす人がいる一方で、受け取りやすい人にも共通点があります。以下のようなタイプは要注意です。
① エンパス体質・HSP
他人の感情を吸収しやすい人は、生霊の影響もダイレクトに受けやすいです。特に「気がつけば疲れている」「人混みにいるとしんどい」と感じる人は、霊的防御が弱い傾向があります。
② オーラが不安定なとき(波動が下がっている)
過労・睡眠不足・心の乱れ・ネガティブ思考などで波動が乱れているとき、生霊が入りやすくなります。バリアが弱まっている状態です。
③ 強い思念を受けた経験がある人(過去のトラウマ)
過去に特定の人物と強い感情のやりとり(恋愛・喧嘩・依存など)をした人は、その“エネルギーの名残”で繋がりやすくなっています。
④ 無防備・無関心でいる人
「霊なんて信じない」と気を抜きすぎる人も要注意。認識しない=守る意識がないため、無自覚のまま生霊を受け入れてしまう場合もあります。
■生霊から自分を守るためのスピリチュアル的防御法
生霊は物理的には見えませんが、エネルギーを整えることで防御することが可能です。
◎天然塩で浄化する
塩は古来より“邪気を払う”アイテムです。枕元に盛り塩を置いたり、入浴時に天然塩をひとつかみ入れることで、エネルギーを浄化できます。
◎ホワイトセージ・お香で空間を浄める
部屋の四隅やベッド周辺にセージの煙を漂わせると、生霊の通路を断つ助けになります。
◎光のバリアをイメージする
寝る前に、白や金色の光が全身を包んでいくイメージをすると、オーラが整い、念が入ってきにくくなります。
◎アファメーションや祈り
例:「私は他者の思念から自由です」「私は光に守られています」
言葉は意識を切り替えるためのツールです。毎日唱えることで、防御の意識が高まります。
◎不要な関係・連絡先を断つ
エネルギー的なつながりは、現実のLINEやSNSでも維持されます。終わった関係、苦しい関係は「物理的に切る」ことで、思念のルートも遮断できます。
■まとめ:感情は“飛ぶ”もの。だからこそ意識が必要
生霊は“特別な人”だけが飛ばすものではありません。
誰しもが、強い感情を持つことで、知らず知らずに人へエネルギーを向けてしまっています。
だからこそ、「今、自分が何を感じているか」「誰に、どんな思いを抱いているか」を見つめることが、何よりの浄化であり、霊的防御になります。
そして、誰かから思念を受けていると感じたら——
それは“怖がるべき現象”ではなく、「今の自分の波動を整えるチャンス」と捉えてみてください。
意識の向け方ひとつで、エネルギーの流れは変わっていきます。
今日から、自分の心と空間に“清らかさ”を取り戻す時間を、少しずつ始めてみませんか?
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